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ダウンスイング 2004年2月29日更新 ホームゴルフ談義ベン・ホーガン ≫ダウンスイング

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ダウンスイング

    もくじ

    1. ダウンスイングは腰の回転から始動
    2. 手は何も動かさない

    ダウンスイングの順番

    ベン・ホーガンによるとバックスイングの順番は「ヘッド→手→腕→肩→腰」という順番になるが、ダウンスイングは、この逆になる。

    つまり、ダウンスイングの順番は「腰→肩→腕→手→ヘッド」という順番になる。 このことは、よく頭の中に叩き込んでおく必要がある。

    ダウンスイングの切返しを体重移動で始動せよという解説書もあるが、 アマチュアは体重移動ができないから苦労している訳で、 そんな説明じゃイメージが湧かない。

    ダウンスイングの順番を腰から始めると、体重移動が自動的になされるのじゃというのが、 ベン・ホーガンの主張だ。 体重移動は結果だという訳だ。 こちらの説明の方が具体的なイメージが湧くよねえ。 だから、ベン・ホーガンは偉大なのだ。

    「モダン・ゴルフ」にケチをつける本がある

    「モダン・ゴルフ」の106ページの絵を見て、「腰の回転の前に 体重移動しているではないか」と細かなことを言う本(「ベン・ホーガンが『モダン・ゴルフ』で明かさなかった秘密」John Andrisani著)があるが、下らないことを言うもんだ。

    ベン・ホーガンは外観におけるスイングの動きのことを言っているのではなく、 心の中のスイングのイメージを言っているのだ。 ゴルファーは、心の中に作ったイメージでスイングをしているのであり、 その結果である外見の動きのことを細かに議論しても仕方がない。

    ゴルフは、ターガーウッズのような上手な人の外見の動きだけ真似しても、 うまく行かないことは、誰もが承知していることである。

ダウンスイングは腰の回転から始動

    ダウンスイングの切返しは下半身から

    伊沢プロは、「ダウンスイングの切返しは下半身から」と力説する。 勿論、ベン・ホーガンも同じことを言っている。

    To bigin the downswing, turn your hips back to the left.

    There must be enough lateral motion forword to transfer the weight to the left foot.

    ダウンスイングの切返しを腰の回転から始めると、 体重も自然に左足に移動する訳だ。 今まで、ダウンスイングの切返しは、「左足への体重移動で始める」と理解していたが、 「アマチュアには、ちょっと難しいなあ」と思っていた。

    しかし、「ダウンスイングの切返しを腰の回転から始める」ことは、 アマチュアにもできそうだ。 伊沢プロも「私自身の感覚では、左足を踏み込んでウェートを左に移す、 いわゆるウェートシフト意識はなののです」と証言している。

    捻られた筋肉が回転を始める

    ベン・ホーガンは、解剖医のように筋肉の説明を始める。 捻られた左腰の筋肉と左腿の内側の筋肉がダウンスイングの切返しで、 解放され回転を始めるというのだ。

    The contracted muscles of the left hip and the muscles along the inside of the left thigh start to spin the left hip around to the left.

    伊沢プロも「ダウンスイングにおけるウェートシフトは横へのスライドではなく、 捻られた体を捻り戻す動きに連動した、いわば捻りから発生した体重の移動でなければならない」と証言している。 意識して、体重をシフトさせてもダメなのだ。

    右足つま先で地面を思い切り蹴る

    伊沢プロは、「ダウンスイングの切返しを腰の回転から始める」ためには、 「切返しの時、右足つま先で地面を思い切り蹴る」と言っている。 腰の回転の始動のキッカケを掴むために、この方法は非常にいいのではないか。

    「ダウンスイングの切返しでは、右足つま先で地面を思い切り蹴って、 腰の回転を始める」と覚えよう。 実は、この方法はダフリの防止にもなるのではないかと密かに思っている。

    アマチュアは、つい腰の回転が不足して(極端な場合は忘れて)、 手打ちになってしまうことがある。 この時は、左への体重移動が行なわれないから。 ダフってしまうのよ。 手打ちでも打てるショートアイアンでこんなケースが 多いのではなかろうか。

手は何も動かさない

    右腰の位置まで手は何も動かさない

    ダウンスイングの切返しを腰の回転で始めるとして、 その間に手や腕はどうするのだろうか。

    What do the hands do?

    The answer is they do nothing active until after the arms have moved on the dawnswing to a position just above the level of the hips.

    ベン・ホーガンは、「手が右腰の位置に来るまで、手は何も動かすな」と言い切る。 つまり、手が右腰の位置に来るまでは、自然落下に任せる訳だ。

    内藤プロは、「切り返しでは、両腕の重さを利用してクラブを自然落下させる」と言う。 しかし、「両腕の重さなんかよく分からないし、 どうやってクラブを自然落下させるんだ?」と疑問に思っていた。

    ベン・ホーガンが言うように、「腰の回転を先行して行なうと、 勝手に手が自然落下する」と説明される方が分かりやすい。 頭に具体的なイメージが湧いて来るではないか。

    右肘は地面を向いている

    「腰の回転を先行して行なうと、勝手にクラブを自然落下する」のは分かったが、 この時に右肘は地面を向いている必要がある。 トップの位置で右肘が蕎麦屋の出前持ちみたいに、 地面を向いていることが大前提になる。

    逆に考えるとバンクスイングでクラブと手が右腰位置にある時が、 トップの形と同じでなければならないと言うことだ。 つまり、コッキングは終了しており、クラブのシャフトは立っていなければならない。 そして、右肘を畳みながらトップ位置に持ってくる訳だ。

    そうなんだ。右腰位置とトップの間は助走区間であり、 フルスイングの場合は手がトップの位置に来るが、 コントロールスイングは、手は右腰位置とトップの間の中間に あるということになる。

    コントロールスイングでは、クラブと手が右腰位置にある時に 既にコッキングが終了していないとうまく行かないのだ(アーリーコックの薦め)。 丸山プロのようにサンドウェッジによるコントロールショットの名手は、 クラブと手が右腰位置にある時にクラブのシャフトは完全に立っている。

以上


富士山上空


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