SDI信号とは 2004年2月7日更新 ホーム映像伝送技術のページ ≫SDI信号とは

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SDI信号とは

    このページは、「インターテック社HP 」と「ザイリンクス社 」のホームページを参照しています。

    もくじ

    1. SDI信号とは(このページ)
    2. SDI信号の伝送速度(このページ)
    3. SDI信号の概要
    4. 各レベルのフォーマット
    5. エンコードとデコード

    関連リンク

SDI信号とは

    デジタル・ビデオ機器の規格

    SDI信号というのは、放送局内のデジタル・ビデオ機器の規格らしい。 道理で我々には馴染みがなかった訳だ。

    更に、こういう関係の規格というのは、 ARIBのように規格を決める団体に加入していないと、 入手できないようになっている。 つまり、ARIBのような規格を決める団体に加入している企業だけしか その規格を知りようがない訳だ。

    えてして、その加入企業の多くはリストラなどでくたびれており、 その規格を生かす開発は殆どしていない。 くたびちゃった加入企業では、規格を決める団体の委員会に出ること自体が仕事であり、 僅かな加入年会費が払えるかどうかの下らない議論の方が大事なのだ。

    これじゃ、いつまで立ってもこの分野での元気なベンチャー企業など 出ようもない訳だ。 規格を決める団体にも加入していない素人の我々は、 元気のいい海外の会社の親切な外人さんから教えてもらおう。 くたびれたリストラ会社の人が書いた日本語の本を見ても、 自分で開発していないので迫力ないからね。

    どうも日本の映像業界は閉鎖的みたいで、 SDI信号の解説のホームページなど何処にも見たことがない。 なんで素人のワシが、SDI信号なんかを解説しなきゃいけんのんじゃ。 これじゃ、映像伝送技術もいづれヨーロッパ勢に席巻されるのは目に見えているなあ。

    同軸ビデオ・ケーブルの規格

    そんなことはともかく、ANSI/SMPTE 259M-1997 という規格では、 以下の規格で動作するデジタル・ビデオ機器について、 SDI信号(Serial Digital Interface) の規格を規定している。

    • 525 ラインの 60Hz ビデオ規格
    • 625 ラインの 50Hz ビデオ規格

    なぜ、525 ラインと625 ラインと2つの規格があるのか知らないが、 欧米や日本の地域の独自性なのだろう。

    SDI 規格では、標準的な同軸ビデオ・ケーブルを使用して、 以下のビデオ・データの両方を送信する方法が規定されている。

    • コンポジット・デジタル・ビデオ・データ
    • コンポーネント・デジタル・ビデオ・データ

    SDI は幅広く使用されており、多くのテレビ局や放送センターで ビデオ送信のバックボーンとなっているそうだ。

    SDI 規格の3種類の機能

    SDI 規格は、以下の 3 種類の主要な機能に分割できる。

    • 物理レイヤ
    • エンコーダ
    • デコーダ

    デジタル・ビデオ・データのフォーマット

    SDI 規格では、同軸ビデオ・ケーブルを使用して標準的なデジタル・ビデオ・データを シリアル方式で送信する方法が規定されている。

    また、物理レイヤで送信するためにビデオ・ビットストリームに対して行うエンコードとデコードの処理と、物理レイヤの電気特性および機械特性も規定されている。

    しかし、デジタル・ビデオ・データの実際のフォーマットは定義されていない。 DVB-ASIというMPEG-2のトランスポート・ストリーム(TS)を伝送する規格があるが、 どうも物理レイヤは、SDI規格と同じらしい。

    SDI 互換デジタル・ビデオフォーマットの定義については、 例えば、次の規格がある。 詳しくは、「SDI信号の伝送速度」の項を参照。

    【アスペクト比4 X 3又は16 X 9の4:2:2コンポーネント・デジタル・ビデオ】

    • ANSI/SMPTE 125M
    • ANSI/SMPTE 267M
    • ITU-R BT.601-5

    【コンポジット NTSC デジタル ビデオ】

    • ANSI/SMPTE 244M

    【コンポジット PAL デジタル ビデオ】

    • IEC 1179 (現在は IEC 61179)

SDI信号の伝送速度

    デジタル・ビデオフォーマットごとに異なる伝送速度

    SDIでサポートされる伝送速度は、143Mbps から 360 Mbps であり、 送信するデジタル・ビデオフォーマットごとに異なる。

    SDI規格(SMPTE 259M)では、4種類の伝送速度(ビット・レート)が規定されており、 以下の表に示されているようなサポート・レベルがそれぞれについて定義される。 (これは、SD-SDIだけの表のようだ)

    SDI 互換機器では、すべての伝送速度をサポートする必要はない。 270Mbps までの伝送速度をサポートする機器は、 ANSI/SMPTE 259M-ABC に準拠しているということになる。 これは、レベル A、B、C をサポートすることを意味する。

    サポート
    レベル
    ビット・レート ビデオ・フォーマット 標準
    レベル A 143 Mb/s NTSC コンポジット ANSI/SMPTE 244M-1995
    レベル B 177 Mb/s PAL コンポジット IEC 61179
    レベル C 270 Mb/s 4 x 3 4:2:2 コンポーネント ANSI/SMPTE 125M-1995 およびITU-R BT.601-5
    レベル D 360 Mb/s 16 x 9 4:2:2 コンポーネント ANSI/SMPTE 267M-1995 およびITU-R BT.601-5

    SMPTE規格

    HDTVの場合のSMPTE規格は、292Mと呼ばれSDTVのSMPTE規格とは別扱いになる。 SMPTE規格によるHD-SDI信号とSDI信号の通信速度は、以下のものがある。

    HD-SDI
    (SMPTE 292M)
    1.485Gbps,1.485/1.001Gbps(リクロック)
    SD-SDI
    (SMPTE 259M)
    143Mbps,177Mbps,270Mbps,360Mbps,540Mbps(リクロック)

    SMPTE/DVB規格

    SMPTE/DVB規格の通信速度は、以下のものがある。 これを見ると、DVB-ASI信号を流すには、レベルCのSDI伝送路があればいいことが分かる。 ただし、リクロックというのが、どういう意味が不明。

    HD-SDI1.485Gbps,1.485/1.001Gbps(リクロック)
    SD-SDI143Mbps,270Mbps,360Mbps,540Mbps(リクロック)
    DVB-ASI270Mbps(リクロック)

以上


相模湾上空(2004/1/23)


相模湾上空(2004/1/23)


相模湾上空(2004/1/23)


相模湾上空(2004/1/23)


相模湾上空(2004/1/23)

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